もことんです。
2023年3月24日に日本橋で行われた東京キモノショーに行ってきました。
メイン会場とサテライト会場に分かれていて人形町界隈を歩きながら楽しむスタイルです。メイン会場は入場料が必要です。(前売り1,000円、当日券1,500円)
私は以下の装いで行きました。
着物 粟野商事さんのめんこっとん パープルグレー
羽織 米沢のひげ紬むすび織瑞光 深紫
帯 ヤフオクで買った時代物の黒の正絹
足袋 おべべほほほさんから頂いた黒と黄色の足袋
履物 竹春さんの黒の雪駄
バック 信玄袋をサコッシュ風にしたもの
まずは問屋さんである三勝ゆかた博物館に行ってきました。目的は日本酒の試飲です。手ぬぐいを購入すると東京、新潟、京都の地酒を飲むことができます。各地域3種、計9種類の中から3つ選ぶことができます。
博物館には京都の蔦屋久兵衛さんや新潟の西脇商店さんがいらっしゃいました。三勝の社長さんに声をかけていただき今回の目的を告げると案内してくれました。
日本酒は純米吟醸が好きなので東京の本まぐろをいただきました。先代の社長が相手をしてくださり、お話しする機会を設けることができました。先代は昭和15年生まれ。まだ現役で仕事をしているとのことでしゃきっとしてきりっとしていてとにかくお若い。現役で仕事を続けることは若さを保つ秘訣だと感じさせられました。
蔦屋久兵衛の小倉さんや西脇商店の西脇さんともお話しする機会があり有意義に過ごすことができました。
試飲のあとは和マルシェを開催している綿商会館に向かいます。入場券を見せるとハンカチをいただきました。これがパスポート代わりです。
3階から6階まで各お店があり見ることができます。ユーチューブで拝見しているあずまやきものひろば、島屋呉服店、藤工房などほかいろんなブースを回りました。
まずはあずまやきものひろばへ。いつも見ている柴川さんやさおりんをまじかで見ることができました。三河木綿のチェッカーボードとルミロックの兜更紗の新色が出ていました。
島屋呉服店では1本で6種類の柄が楽しめる角帯を紹介してもらいました。島屋オリジナルのシマエナガも入っていしました。
藤井絞りさんのブースでは綿麻の反物とはごろもめんの反物がおいてありました。はごろもめんはいつか必ず購入したい商品。お店の人から一通りの説明を受けました。綿麻は4~9月、はごろもめんは10~4月、単衣の羽織でも冬は過ごせるとのことでした。
肌触りもいいしとても柔らか、木綿とは全く見えない商品でした。藤井社長からひげ紬の羽織をほめていただきただただ恐縮するばかりでした。
季織苑工房さんでは昨年の着物サローネで購入しためんこっとんの着物を披露しに行きました。当日どの色にするか散々迷った挙句紫グレーの反物を選択したのですがこれが大正解。サローネで購入したことを覚えていてくださりうれしかったです。
ルミロック+西脇商店ではとにかく攻めた着物。かっこいい。
そのあとは昼食。予算がないので立ち食いきしめん屋で冷たいきしめんとちくわ揚げを食べました。(480円なり)
サンライズビルに向かいます。100体くらいのトルソーを見てきました。ほぼほぼ女性もの。男性物は少なかったです。ちょうど近藤サトさんがユーチューブ動画の撮影をしていました。
再び綿商会館へ。季織苑工房へ再度伺いました。この時期の合わせてめんこあさや新作の反物を一通り見た後以前から欲しかった近賢織物さんの紙格子帯を物色。黒に白の線が入ったものか、白にピンクの線が入ったのもか実際に着物に合わせ迷うこと数分。結局決められなかったので女性のお客さんにどちらがよいか決めてもらいました。購入したのは選んでいただいた白地にピンクの線が入った帯。購入後女性販売員さんから私も白がいいと思いますと言ってくださりました。
再び三勝ゆかた博物館へ。手ぬぐいを購入して2度目の試飲タイム。飲んでいる途中で雨が降ってきてしまったので雨宿りしながら日本酒を堪能してきました。
とにかく人形町界隈は着物姿の人が大勢いてサラリーマンの人が今日は着物の人が多いねと言っているのを聞くぐらいの人出でした。
とにかく着物はみれば見るほど欲しくなる完全な沼状態です。(笑)
- 関連記事
-
- 東京キモノショー2023
- きものサローネに行ってきました。
スポンサーサイト