もことんです。
2021年1月25日19:00~19:45にSBI証券×ニッセイアセットシリーズセミナー FP竹川美奈子さんが解説!お金を長持ちさせるリタイア後の資産運用を受講しました。Zoomでの開催です。
今回は12月に行われたセミナーの第2弾です。
内容
・資産形成を行うときも受取を考えるときも包括的に考えることが重要
・公的年金の繰上げ、繰り下げ受給の見直し(2022年4月から)
75歳まで繰り下げができる(65歳受取時の+84%)
繰り上げ受給の軽減率の引き下げ-0.5%/月から-0.4%/へ)65歳受取時の-24%(60歳受取時)
・iDeCoの受給開始年齢の選択肢の拡大(2022年4月から)
・長生きに備えつつ不安にならない受け取り方が大切
例えば長く働いて年金を繰り下げ受給する
年金、iDeCo、その他の金融資産をどう受け取るのがよいか(個人にとって違う)
・iDeCoの受け取り方
種類:老齢給付金、障害給付金、死亡一時金
受け取り方:一時金、年金、一時金と年金の組み合わせ
・iDeCoを一時金で受け取ると分離課税、年金で受け取ると総合課税になる。
・退職金とiDeCoの受取額が退職所得控除を超えない場合一時金でもらっても非課税。超える場合は
公的年金を受け取る前にiDeCoを年金方式でもらうなどのテクニックが
・資産の引き出し方
定額法:一定金額を引き出す。暴落が来るとダメージが大きい
定率法:アメリカでは4%が一般的。毎回の引き出し額は変動してしまう。
お金を長持ちさせるための取り崩し法:1年あたりの引き出し額目安=期末の金融資産残高の時価 評価額÷(100歳-今の年齢)
例:資産2,000万で70歳の場合 2000万÷(100-70)≒66万円(1年あたりの引き出し目安)
・最適解はわからない、ルールは押さえておく、損得<ありたい姿
こんな感じでした。あとはニッセイの商品PRと質疑応答
私はこんな質問をしてみました。
Q:70歳くらいまでは何とかなると思いますが、それ以降は認知症のリスクがありうまく取り崩していく自信がありません。アドバイスを
A:➀投資商品から取り崩しを②自動解約を利用③家族に頼る
感想
公的年金に関して、繰上げ受給の場合60歳で65歳時の受取額が-30%から-24%になり、繰上げを予定している人には朗報です。繰り下げは75歳までできるようになります。受取額が多くなるとその分税金も増えるのでどのくらいまで繰り下げた方がよいのかシュミレーションする必要です。
また退職金控除についても勉強する必要があり、なにから受け取った方がよいのか考えないといけません。受取時に制度を理解できるかどうか不安はありますので息子に資産運用を学んでもらって良きアドバイザーになってほしいと思いました。
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