もことんです。
平成30年9月28日三菱UFJ国際投信主催の第2回ブロガーミーティングに参加してきました。
プログラム
①プレゼンテーション
「NISA(一般・つみたて)及び三菱UFJ国際投信のインデックスファンドの状況について」
②三菱UFJ国際投信によるディスカッション
「eMAXIS Neoシリーズ設定について」
③カン・チュンドさんと三菱UFJ国際投信の常務代田氏との対談
「貯金感覚でのつみたて投資について」
④意見交換、Q&A
⑤懇親会
①ノーロード・インデックスファンド・シリーズの足元の状況、NISA(一般・つみたて)の状況、つみたてNISA1万人認知度調査の資料がありその中でノーロード・インデックスファンド・シリーズの残高は1兆円を超えていて、シェアはMSCIコクサイが24%、国内株式が24%、米国株式が16%を占めているようです。
NISAの口座数は一般NISAは60代、70代、つみたてNISAは30代、40代がが多く、つみたてNISAは若い世代が支持しているようです。積立期間が20年と長いので当然の結果と言えるかもしれません。
②新しいeMAXISシリーズeMAXIS NeoのPRです。Kenshoという聞いたことのない指数を採用し,
宇宙開発、ロボット、遺伝子工学の3シリーズがラインナップ。アクティブとパッシブの中間的なファンドのようです。信託報酬は0.72%(税抜き)と少々高めとなっています。
③貯金感覚で積み立て投資がテーマでした。
・一般NISAは非課税期間が5年、つみたてNISAは20年でつみたてNISA推し(カン氏)
・毎月分配型の投信は嫌い(カン氏)
・アクティブファンドが多いがパッシブファンドで良いのではないか(代田氏)
・投資のスタートは貯蓄感覚で積み立て投資をしてみればよい(カン氏)
・少額で初めていやだったらやめることができる。とにかく始めてみることが大切。(カン氏)
・マーケットを見れば見るほどリスクが取れなくなる(代田氏)
・コツコツ積み立てると価格は気にならなくなってくる(カン氏)
・投資家リターンとファンドリターンは違う(カン氏)
・見なくなる、気にならなくなる、いい意味でのほったらかしがベストの状態(カン氏)
・つみたて投資より一括投資のほうがリターンの恩恵を長期間受けることができるので山元氏の主張は理論的に100%正しい(代田氏)
・しかし気持ちの問題もある(カン氏)
④
全世界株について
まだ言えないが前向きに検討しているとのことでした。全世界株は3地域均等を出したが思うように純資産額が伸びていない、VTが人気があることは十分把握している。他社と勝負するためには合成指数ではなく、MSCIかFTSEで作ろうと考えている。皆様はこだわりがありますかとの逆質問もありました。
懇親会の席で代田氏に個人投資家で日本株はTOPIXでもよいと考えている人は一定数いますよ。また全世界株(含む日本)が登場すれ必ず買いますと伝えています。
直販について
年内にはやりたいと考えている。しかしただやるのではだめなのでマネーロンダリング対策やサイバー攻撃対策をしている段階であるとのこと。また直販は後発なのでクレカ払いやポイント制度も前向きに検討しているとのことです。
トラッキングエラーについて
マザーファンドの規模が大きければトラッキングエラーは小さくなる。トラッキングエラーが起きる原因はキャッシュフローと指数の入れ替え。指数を忠実に運用しようとすると手数料が増えてしまう。皆さんはトラッキングエラーが小さいのとトラッキングエラーは大きいのだけれどリターンが高い場合どちらがよいですかとの問いもありました。
インデックス投資をするにあたり、トラッキングエラーが小さいことに越したことはないのですが、運用会社の苦労、手腕、方策などの話を聞くとちゃんと運用してくれているんだなーという安心感がありました。
ファンドで手にする株式優待について
換金できるものは業者を呼んで競売にかけている。株式優待は株式を多く持っていればいるほどたくさんもらえるわけではない。頭打ちなので、換金しても金額は微々たるもの。基準価格を押し上げるまでになならないとのことでした。運用会社で優待を使用していることは断じてないとのことです。
⑤懇親会は無料でしたがお酒がないので少々さみしい感じ。主催側が参加者の名札を作ってくれたので名札を見ながらいろんな方とお話しする機会が持てました。
今回のミーティングの感想としてはeMAXIS Slim全世界株式(含む日本)がそう遠くない時期に出てくるのが濃厚。期待を持たせる口ぶりでしたので大いに期待したいところです。
個人投資家の意見は一つ一つは小さなものかもしれませんしかし、まとまれば会社を動かす原動力ともなります。全世界株を望む方がいましたら是非とも声をあげてみてください。
三菱UFJ国際投信のみなさま月末の忙しいさなかこのような会を開いていただきありがとうございました。
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